2014年9月23日火曜日

アルドノア・ゼロのサブタイトルの元ネタまとめ、その1

毎週楽しみにしていたアルドノア・ゼロの第一部が終わってしまいました(泣)。
仮面ライダー鎧武サイコパス(再放送だから)は見てなかったけど、虚淵玄テイストは好きだなあ。サイコパス新作は見る。
翠星のガルガンティアみたいな明るいのも面白かった。

アルドノア・ゼロの各回のサブタイトルが昔読んだSFを思いだすので、ちょっとまとめてみました。
最近の若いものはきっと知らない作品が多いんだぜ、と年寄りぶってみる。

EP01. 火星のプリンセス -Princess of VERS-

アルドノア・ゼロでは Vers になってますが、火星は普通 Mars です。だからザーツバルム伯爵は六神合体したんですね。です。
ネタ元は多分 "A Princess of Mars (火星のプリンセス)" エドガー・ライス・バローズ
100年近く前の作品ですが、最近新装版が出たらしく(アルドノア放送前から)本屋で見ることが多いです。
火星には一般的なクラゲ型宇宙人と人型宇宙人が共存してて、アメリカ人好みのヒーローが人型火星人のプリンセス(もちろん美人)と結婚してさらに冒険する話。
シリーズ第一作です。いろんなところから出ています。これは最近出た合本のやつ。

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)
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EP02. 地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-

SF界の大長老、ロバート・A・ハインラインの "Beyond This horizon(未知の地平線)"
DNA 操作が自由自在な一見ユートピアな社会に抵抗するエリート青年の話。
1948年によくそんなこと思いつくもんですね。その4年前に、どうもDNAが遺伝子らしいとわかった頃だよ。
日本語版、絶版です。古典は簡単に絶版にしないでほしいね。

Beyond This Horizon
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EP03. 戦場の少年たち -The Children's Echelon-

同じタイトルでJ.D.サリンジャーの未発表作品があります。未発表なんで内容は不明です。
Echelon(エシュロン) というと今は例の通信傍受システムが有名ですが、普通に名詞で梯団とか段階という意味です。伊奈帆たちのことを少年達の部隊と言ったのか。
タイトルがわかるのは、サリンジャーの伝記から。

サリンジャー ――生涯91年の真実
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EP04. 追撃の騎士 -Point of No Return-

ここは目ぼしいSF小説がない。これかな、というのが2つ。
1つは昔PC-FX用にあったゲーム "TEAM INNOCENT -The Point of No Return-"
虚淵さんなら昔のゲームにも詳しいでしょうから、多分こちら。
人類の宇宙進出、惑星の開発、遺伝子操作、とアルドノア・ゼロにもありそうなキーワードがいっぱい。
もう1つフランス映画「ニキータ」のハリウッドリメイク版 "The Assassin" のアメリカ版タイトル "Point of No Return" というのもありました。
なんとなくライエさんを思い出すので、こちらも重ね合わされているのかもしれません。
ゲームの方はさすがに古すぎて画像が出てきませんね。映画の方で。
なんでハリウッドで作品に、アメリカ用タイトルが別についてるのかな?アサシンだって英語だからいいと思うけど。

アサシン/暗・殺・者 [Blu-ray]
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タイムリミットなので、今日はここまで。また明日。多分明日。

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